あまりイメージにはないかもしれませんが、韓国にフライドチキンの店がたくさんあります。チキン=フライドチキンを意味してしまうほど、韓国の人はフライドチキンが好きです。
(ちなみに鶏肉はタッカルビとかの『タッ』という言葉を使います。)
そしてフライドチキンにぴったりの飲み物がビール!ですね。ビールは韓国語でメクチュといいます。チキン치킨+メクチュ맥주『チメク(치맥)』という言葉が生まれてしまうほど定番の組み合わせとなっています。
bhc CHICHEN-BEER-PLATE
今回は韓国の代表的なフライドチキンチェーン店の『bhc "better-happier-choice"』というお店に行ってみました。明洞にもあり、そちらのメニューには日本語も書かれています。今回は観光地ではないですが、英語でも書かれていますし写真も乗っているのでメニュー選びには困らないです。
ヤンニョム(ソース)タイプとシーズニング(パウダー)タイプでたくさん種類があります。
今回食べたのはこちら
『鶏:国内産を使用』と書かれていて、韓国産の上質な鶏肉を使用しているようです。価格については、特に記載がなければハンマリ/ 한마리(1羽)の価格を記載しています(2019年7月6日現在)。ケンタッキーと同じように、いろいろな部位が1羽分で提供されます。そのほか、チキンウイング(手羽先)だけや骨なしチキンがあるメニューもあります。
チレカナルゲ(치레카날개) 17,000₩*
ガーリック味の甘じょっぱいソースがコーティングされたチキンに、さらにガーリックチップがトッピングされています。韓国ではキムチをはじめ色々な料理にニンニクを使うのがスタンダードなので、ニンニク味と名前がつくもののニンニクレベルは日本で考えるよりも強めです。
味は濃いめ・ニンニク強めで、ビールにピッタリの味付けでした。辛味は全くないので辛いのが苦手な人でも安心です。
人気2位!プリングル(뿌링클) 17,000₩
写真は骨なし(순살) 19,000₩
こちらは、シーズニング+ディップソースタイプのチキンです。メニューにも大きく載っていて人気商品のようです。韓国の人はチーズが大好きなので人気があるのもうなずけます。
こちらもビールにピッタリのシーズニングだけでも濃いめの味付けです。ブルーチーズ、チェダーチーズ、タマネギ、ニンニクが含まれた「Magic seasoning」
ちなみに右上にあるのは、角切りの大根の漬物です。お口直しに食べましょう。ほかにもポップコーンがお通しで出てきました。
その他の人気フレーバー
人気1位!チハオ치하오 18000₩
公式HPより
四川風チリソースに唐辛子のトッピングをしてあるチキンです。チがチキンのチでハオは好(中国語)という意味だと思います。辛そうですね。
人気3位!マッチョキン 맛초킹 17000₩
公式HPより
熟成醤油と蜂蜜で作ったオリエンタルブレンドソースということで、ベトナムとか東南アジア系の味付けでしょうか。こちらも唐辛子が乗ってますね。
人気4位!カルビレオ(갈비레오) 18000₩
公式HPより
カルビなのでもも肉でしょうか(骨付き?)。こちらはフライドチキンではなく、甘辛いカルビソースをつけて炭火で焼いたチキンと説明があります。
ビール
焼酎のJINROで有名なハイト眞露社のビールです。そのほかにも、瓶ビールですが海外ビールがたくさんそろっていました(数えきれないぐらいの種類です)。今回は生ビールがいいというのと、せっかくなので韓国のビールにしました。
韓国のビールは日本のものより薄いといいますが、濃い味チキンと一緒なのでぴったりだと思います。ちなみにこのMaxは韓国ビールの中では薄くないほうです。
立地(明洞店)
今回の写真は明洞ではないですが、旅行で行きやすい明洞店の場所はこちらです。
まとめ
韓国っぽい料理かというとそうではないですが、韓国文化の体験という感じではいいのではないでしょうか。味付けも韓国っぽいものもあります。韓国では2次会とかでもよく行くので、少しだけおなかに余裕を残して夜ごはんを楽しんだ後、飲みに行くのもいいのではないでしょうか。