お腹が弱い人/辛いものが苦手な人のための、『韓国で辛くないものシリーズ(番外編2)』です。今回は、カムジャタンです。
감자とはジャガイモの意味で、名前だけだとジャガイモ鍋(スープ)となりますが、豚の背骨がメ インの鍋と韓国の知り合いには聞きました。調べてみると、豚の背骨をカムジャと呼ぶこともあるらしく、そちらが語源という説もあるそうです。
通常はコチュジャンや唐辛子を入れた辛い鍋ですが、今回のお店は唐辛子ダレは別に用意してくれるお店でした(プデチゲの時は頼んでそうしてくれましたが今回はもともと別添えでした)。
ちなみに등골(トゥンゴル)が背骨という意味で、등골찜(トゥンゴルッチム)という料理もありました。チムというのは蒸し料理のことを指すのですが、今回は食べていないので今後ご紹介したいと思います。
カムジャタン감자탕
具材
豚の背骨肉、ジャガイモ、エゴマ、キノコ類、もやし、チンゲン菜みたいな野菜が入っていました。
特徴と感想
香りは豚骨ラーメンの様な香りがしました。ただ、味としては豚骨ラーメンスープではなかったです。エゴマが結構効いているのも特徴で、ニンニクや唐辛子(少しだけ入れました)と相まってパンチのある味わいが豚肉とよく合います。
お肉はもともと煮込んでくれてあるので、ホロホロの状態です。手で持ってガブっと食べましょう。カルビタンでも使うカラシダレがあるので、あっさり食べたい方や途中で味を変えたいときに使用するとサッパリしておいしいです。
写真を撮り忘れてしまったのですが、最後にスープを使ってポックンパプ(おじやではなくてチャーハン風です)にして食べるのもとてもおいしかったです。サムギョプサルの後、タッカルビの後などポックンパプはよく食べるのですが、今回は特においしかったです。
辛いものが好きな人はぜひ食べてみてください。韓国らしくもあり、とてもおススメです。辛くないバージョンもありそうなので、辛いものが苦手な人はお店を探していく価値があります♪