『すみれ』という有名な味噌ラーメン屋のルーツのお店『純連(じゅんれん)』のカップラーメンです。オープン当時『純連』は『すみれ』という読み方でした。場所を変えて再オープンした際に『じゅんれん』という読み方に変わって今に至ります。
最近すみれのカップラーメンの記事を書いたので、純連と何が違うのか比較してみたいと思います。これは賛否分かれそうな味というか、味を点数付けしたら低い点が多そうですが自分は好きな味でした。
サッポロ一番 純連
~札幌濃厚みそ~
味:★★★
インスタント感:★★★
スープ:のみきれる
値段:205円(税別)
<星について>
味:100円~ぐらいの昔からある商品を★1として記載
インスタント感:★5で100円~ぐらいの昔からある商品(フライ麺)
中身
かやく、液体ソース、特製調味油の3種類です。すみれの場合は油の代わりに粉末スープの3種で、液体スープの中に油分が多めに入っていました。こちらの商品は、『麺をほぐした後に入れてください』という注意書きがしてあって丁寧ですね。
お湯を注いで5分待てば完成です(すみれは4分)。
完成
すみれと同じく、麺がちぢれ麺なのでほぐれにくいです。液体スープなどを入れる前にしっかりほぐしましょう。
液体スープと油を入れて完成です。色がすみれとは違って、純連は赤味噌という濃い目の色です。すみれは粉末スープの白っぽさが加わります。
麺
歯切れのよいノンフライのちぢれ麺で、すみれと似ています。やはり、THE・味噌ラーメンという雰囲気の麺でわかりやすくていいと思います。
スープ
油はラー油っぽい印象を受けましたが、ごま油の香りというよりかは、ゴマペーストの香りがします。ゴマの香りが味噌の香りに溶け込んでマッチしますし、油っぽいくどい感じにならなくていいと思いました。
ゴマペーストが入っているわけではないので濃厚さは少なく、赤味噌の香りと味・酸味が前面に出ていて、サッパリ系の味噌ラーメンになっていました。ゴマの香りはしっかりするので、物足りない感じもなかったです。
スープは飲み切れるぐらいの味なので、食べ終わっておいしかったなぁと思うカップラーメンでした。濃厚さを求めているときは物足りないと感じると思います。
具材
かやくは『ひき肉・ネギ・メンマ』とすみれと同じです。少し大きめのひき肉にしてあるので、量は少なめですが味を感じやすく味のアクセントになります。メンマは小さめのメンマで普通な感じですかね。
まとめ
一口食べた時には、セブンの『すみれ』勝利!と思いましたが、どちらもいいところがあると思いましたし、自分としては好みの味でした。
すみれ(7&i):まろやかでコク・濃厚な味。パンチのある香り。
純連(サッポロ一番):あっさりで赤味噌の味。ゴマの香り。
価格はすみれのほうが高いですが、濃厚さとか複雑味という意味ですみれのほうが高そうな味がすることは間違いないです。純連は7&i限定ではないので、定価よりもさらに安く購入することが可能です。
ちなみにこの商品は朝食べたのですが、朝ご飯に味噌汁を飲む感覚で飲めるぐらいの強い赤味噌感でした。酸味も感じられてくどくないので朝ラーにピッタリかもしれないと思ました。