今回は煮干しラーメンの名店『伊吹』監修のまぜそばです。伊吹は東京・板橋にあるラーメン屋で、煮干しにこだわった煮干しラーメンのお店です。板橋と書いてあったので実店舗にも行こうと思いましたが、志村坂上駅という都営三田線が最寄りで行きにくかったので行けてないです。
実店舗では定番メニューとしては無く、麺に絡むガツンとした煮干しのうまみが癖になる一杯と紹介されています。
伊吹監修煮干しまぜそば
一度は食べたい名店の味
味:★★★
インスタント感:★★★
スープ:まぜそばなのでない
値段:258 円(税込み)
<星について>
味:100円~ぐらいの昔からある商品を★1として記載
インスタント感:★5で100円~ぐらいの昔からある商品(フライ麺)
中身
かやく、調味たれの2袋です。麺は130gでいわゆる大盛タイプと同じ分量です。
フライ麺で太さも普通の太さ(最近油そばとかをよく食べていたので細く見えました)お湯を注いで3分後に湯切りをします。調味たれはフタの上に置いて温めておく感じです。
完成
湯切りをしたら液体だれをかけます。お湯をかけた後でも麺は変わらずぎっしりですね。写真ではわかりにくいですが、煮干し感のある濁ったたれになっています。
タレはかけたときは魚粉を思い出させる香りがしますが、まぜている時に煮干しの香りが強くするので期待が高まります。混ざったかどうかが色が薄くてわかりにくいですね。。
麺 ★★★
細麺でぎっしり大盛という感じです。フライ麺の香りがしっかりして、タレが焼きそばとかよりも香りが強くない(スパイスとかが無い)からか、普段よりもお菓子感が強かったです。
もそもそ系ではなく、歯ごたえはあってぷつぷつとした食感です。香りも含めるとチキンラーメンを思い出します。
タレ ★★★
甘味はなく、角がある塩味を感じます。脂感としょっぱい味で、煮干しの香りはしっかりします。甘味をなくしてあるので、わかりやすいうま味感は感じにくいですが、後味に苦みを残し煮干し感を高めるための味付けだと思われます。
具材 ★★
ネギ、玉ねぎ、お肉ですが、量は少なめです。肉じゃなくてつみれのような食感で、液体だれを吸っている+しょうがの香りもするので魚でできているように感じました。原材料を見ると魚肉は入っていないので、一工夫という感じですかね。
その他の具材は量が少なく、特に玉ねぎは本当に存在感がないです。
まとめ
一言でいうと『煮干し感を出すための味付け』という商品です。煮干し感をなくさないために、おいしいと感じやすい味や香りがそぎ落とされているため、「油そば食べたい」「焼きそば食べたい」のような濃厚感を求めている時には代わりにならない味でした。
しょっぱいの食べたいという時にはぴったりです。率直な感想は、高いなぁと思いました。