お腹が弱い人のための、韓国で辛くないものシリーズ第6弾です。
『カルビを食べたいですか??』
と聞かれて一緒に行ってみると、、、出てきたのは豚肉でした。
ということで、今回はデジカルビです。
カルビというと牛肉のカルビのことを言いますが、"タッ"カルビとか"デジ"カルビとか聞いたことありますよね。「甘辛い感じの味付けがしたもの」、つまり牛焼肉のカルビのような味付けをしたものを、「タッ(鶏肉)」カルビや「デジ(豚肉)」カルビと呼んでいます。
牛が高級で「一番いいもの」というイメージがあって、その味に似せているとかいう風にもききました。
ちなみに、先日の記事で書きましたが、タレがついていないものはセンカルビ(生カルビ)という名前で、違う店で食べました。
デジカルビ(돼지갈비)
ぱっと見牛肉?に見えるくらい、タレに漬けられていて濃い色になっています(上の写真ですがわかりにくいかもです)。焼いた後も茶色い色になります。基本的に大きなお肉の塊で焼きますが、小さなものは骨の部分です。
カルビは骨のまわりの肉なので骨についてお肉も(もしくは骨がついたまま)出てきます。こちらはお肉が焼けてもじっくり焼いて、終盤で食べるイメージです。
あるレストランに行ったときに、韓国人が「これは牛肉?それとも豚肉?」とわからず店員さんに聞いていたことがあります。しかも、1人2人ではなく、何人も出相談した結果わかっていなかったので、びっくりしました。
結局その時は牛肉でしたが、わからないくらい味付けで似せているんですね。。。(私は牛の香りがするのでわかりましたが、デジカルビのイメージがあると見た目だけではわからないです。)
ちなみに…デジカルビはいわゆる牛焼肉の甘口のタレに漬けこまれていて、とてもおいしいです!もし旅行で韓国に行ったらデジカルビはいいですね。タレも楽しめますし、こういう食べ方は日本ではあまりしないかなぁと思います。
ちなみにこのお店も、豚肉だけじゃなくて牛のカルビをもちろん置いています。単に牛は高いので、今回は豚を食べました。まわりを見ると牛を食べてる人も多かったです。牛も豚も両方食べるというのもアリですね。
別店舗
同じ名前のお店ソソカルビ(서서갈비)のべつ店舗に行きましたが、お店の雰囲気も味付けも全然違いました。片方はショウガが効いている感じでした。センカルビやサムギョプサルも置いてあり、メニューも違いました。
おまけ:ケジャン(게장/蟹醤)
ちなみにこのカルビのお店ではケジャンが無料でした!!
ケジャンは、生のワタリガニをヤンニョム(見た目の通り唐辛子系の甘いタレ)に漬けたものです。このタレが韓国の人は好きで、ご飯に混ぜて食べたりお肉に漬けたりもします。カニ自体よりも好きそうに見えます。
カンジャンケジャンというのも聞いたことあるかもしれませんが、それは醤油系のタレに漬けたものです。
カニまで無料で食べ放題、、というのには本当に驚きました。
まとめ
日本で食べることの少ないデジカルビなので、サムギョプサルだけではなくぜひデジカルビもお試しください!両方食べられる店も多いので、両方食べてもいいと思います。焼く網や鉄板の種類が違うので、それぞれ食べ終わるときに注文しましょう。
韓国で韓牛を食べてみて思ったのは、「牛肉は日本で食べればいいんじゃないかなぁ~」ということです。値段と味を日本と比較すると、韓国の焼肉では豚を食べるのがおススメです(個人的見解です)。
というのも高い韓国産牛肉は、日本と求めている方向が同じようです。お金に余裕があれば牛肉はもちろんおいしいのでいいと思いますが、最初は豚を食べるのがおススメです!
もちろん、焼肉以外で牛肉の料理はたくさんあるので(カルビチム、カルビタン、プルコギ、ソルロンタン)でお試しください。