「韓国は好き!でも辛いものは苦手、、、」「仕事で韓国だけどおなかが痛くなるのが怖い、、」
そんな辛いものが苦手、おなかが弱い人のための辛くない料理をカテゴリ別にご紹介します!基本的には旅行者・出張者目線です。
辛味の少ないキムチは大丈夫な人向けです。また、個人的には、キムチはおなかが痛くなりにくいと思っています。むしろキムチの乳酸菌のおかげで辛さに強くなるんじゃないかと思っています。・・・個人的見解です。
夜におススメ
お酒も飲みながら夜食べるのにぴったりな料理です。食べるメインならもちろん昼からでもOK。
ポッサム(ゆで豚&甘いキムチ)
とても好きなので一番上に書きました。韓国でおいしいのはやっぱりキムチ。ポッサム用のほとんど辛くない甘口のキムチと一緒にゆで豚を食べるのがポッサムです。ポッサムというのは『包む』という意味で、キムチやニンニク、ニラなどを葉っぱで包んで食べます。
豚と並んでキムチも主役なので、キムチがおいしいポッサム屋さんじゃないとやっていけないぐらいです。豚とキムチはやろうと思えばどこでもできると思いますが、おいしいキムチと食べるというところがいいと思います!
ムノポッサムというちょっと豪華なタコも入っているポッサムもあります。一人2000~3000円ぐらいと少し高級です。
豚焼肉
サムギョプサルは安くておいしいのでよく食べられていますが、豚の焼肉はサムギョプサルだけじゃないです。サムギョプサル(三枚肉)お肉の部位を意味していて、カルビ(あばら肉)やモクサル(首肉)など他の部位もおいしいです。
デジカルビ(味付き豚カルビ)
牛肉ではなくて豚肉のカルビです。一般的に『カルビ』というとヤンニョム(調味料)で味付けがされています。味付けは牛肉のカルビ焼肉と同じで、甘い系のタレに漬けられています。
かなりしっかりタレが染みているので色も濃い赤色になり、一瞬牛肉?と思うほどです。もちろん牛の香りはせず、豚の美味しさがあります。日本ではあまりないと思うので、旅行で食べるのにいいと思います。
ソソカルビというお店が韓国のいろいろなところにありおいしいです。
サムギョプサル
言わずと知れた代表的な韓国焼肉で、「韓国に来た~!」という感じがしますね。厚くカットされた三枚肉(豚バラ肉)を豪快に焼いて、キムチ・ニンニク・味付き玉ねぎなどを葉っぱで巻いて食べる料理です。
ただの豚焼肉の感じにならないように、個人的にはキムチに豚肉の油がかかるタイプの、鍋が斜めになっているものがおススメです!炒められたキムチはそんなに辛すぎなくて、豚のうまみが絡んでとてもおいしいです。
(脂にコーティングされると、辛味の内臓へのダメージも少し減ると思います。)
サムギョプサルのお店では、モクサル(首肉)も食べることが多いです。
センカルビ
デジカルビのタレ無し、もしくはサムギョプサルの部位違いという感じです。サムギョプサルと比べると、お肉的にはこっちのほうがおいしいくて少し値段が高いという感じです。
斜めの鉄板のサムギョプサルはキムチもおいしくなっていいですが、お肉をメインで考えるとセンカルビの方がおすすめです!下の記事のようにセンカルビはセンカルビ用の鉄板で食べることが多いです。
チョッパル(豚足)
豚足が好きな人には、ポッサムよりもおススメです!豚足チャーシューという感じで色々なものと一緒に巻いて食べます。特にミョンイナムル(行者ニンニクのナムル)と食べるのがおいしいです。コラーゲンたっぷりの豚足の部分だけではなく、モモに近い部分のお肉も出てくるので、飽きずに楽しめます。
プルコギ(牛の炒め煮)
プルコギもサムギョプサルと並んで有名な韓国料理ですね。小皿や定食的な感じで食べるのもアリですが、メインで食べに行くのもおススメです。調理の仕方も面白いですし、葉っぱに包んで食べる形式も韓国っぽくていいです。味ももちろんおいしいです!
韓牛(ハヌ)焼肉(少し高級)
個人的には、優先順位は低いです。もちろんとてもおいしいのですが、いい肉の方向性が日本の牛肉と同じ&値段も同じぐらいなので、まず食べるなら他の料理が優先かなぁと思います。味付けの韓牛焼肉は食べる価値があると思います!
味付きの牛カルビおススメ店
明洞ソソカルビ (명동서서갈비)
他にも新村や麻浦にもあります。
しゃぶしゃぶ
日本の鍋の感じで、肉はより薄いです。タレが韓国風で、キムチみたいなものと一緒に食べるのはおいしくて韓国っぽい感じはでます。餃子を入れるのも特徴で、韓国の餃子(マンドゥ)はおいしいですし、特にキムチ餃子は少し辛いですが韓国らしいです。
サッパリしたものが食べたいなぁと思う時はとてもいいと思います。
変わり種:ウォルナムサム(ベトナム包み)
ベトナム巻きという意味なので、韓国料理?と思いますが、生春巻きの韓国バージョンという感じです。 葉っぱじゃなくて生春巻きで巻き、タレもいろいろな種類があります。楽しくておいしいので、ぜひ日本でもお店があったら行きたいと思っている料理です。 韓国の『包む』文化が生んだメニューですね。
ランチにもおすすめ
もちろん夜でもOKですが、お昼にそんなに時間をかけず食べれて、お腹がいっぱいになって動けなくならない、ちょうどいいメニューを紹介します。ただし、韓国人は量を食べるので全体的に多いです(並盛が日本の大盛のイメージ)。
韓国中華料理
日本のラーメンのようによく食べるのがチャジャン麺です。韓国ドラマを見る人は良く知っていると思います。 チャジャンメンは中華料理屋で食べることができますので、2人以上で行く場合はタンユスク(韓国風酢豚)も注文するのがいいと思います。
チャジャンミョン(麺)
黒いチャンジャンという味噌のソースがかかったまぜそば。注文するならカンチャジャンやサムソン(海鮮)チャジャンがおススメ
チャジャンパプ(飯)
個人的にはチャジャンメンより好き。チャーハンの上にチャジャンメンのソースがかかっています。
タンユスク(韓国酢豚)
韓国式酢豚。米粉の衣で揚げてあるのでサクサクでおいしいです。
トッパプ(あんかけご飯)
餡掛けご飯。いろいろなトッパプがあるので、辛いものもあるかもしれません。
辛い物
チャンポンは食べる人が多いです。辛いラーメンです。
スープ系
韓国ではスープをよく飲みます。〇〇タン、〇〇チゲという名前ですが、チゲ系は鍋でぐつぐつ煮込まれて濃くなったイメージです(スープを取るという意味じゃない)。チゲ系は基本的にピリ辛以上なので、今回は〇〇タンを紹介します。
ちなみにチゲは、キムチ、スンドゥブ(純豆腐)、チョングッチャン(強い納豆)、テンジャン(味噌)チゲなどがあります。テンジャンチゲとかチョングッチャンはピリ辛という感じです。
カルビタン
骨付き肉が豪快に入ったスープ。スープもお肉もめちゃめちゃおいしいです。シンプルで物足りなさそうに見えるかもしれませんが、カルビなので脂分も出ていて満足感があるコクのあるスープです。
お肉はカルビですが脂身少なく、柔らかく煮こまれています。自分的には、スープ系で一番好きなのでぜひおすすめしたいです。
サムゲタン
おススメは、ちょっと漢方っぽいサムゲタンです。ノッカク(鹿の角)サムゲタンがよかったです。普通のサムゲタンももちろんおいしいですが、日本でも食べられる味かもしれません。
韓国人は韓薬(漢方)のにおいがするといいますので、においが好きじゃない人もいるかもしれませんが、自分は大好きです。
ソルロンタン
チャジャン麺に並んで韓国ドラマによく出てくる料理ですので、韓国ドラマ好きの人はぜひ行ってほしいです。薄切りの牛肉が入っています。シンソンソルロンタンが有名店で熟成のほうのキムチもおいしいです。
コムタン・ネジャンコムタン・スンサゴルグク
どれも、牛のスープ系ですが、肉~骨とダシを取る部分が少しずつ違っています。骨になるほど白いスープになります。
今回は載せてませんが、スンデグッとかもおいしいです。スンデは韓国版ソーセージで、肉だけでなく豚の血や内臓が中に入っています。韓国の人はみんな好きですが、日本人は好き嫌いが分かれますね。
タッカンマリ
サムゲタンに並んであっさりおいしいです。水炊きの韓国版で、タレもスープもとてもおいしいのでぜひ食べてみてください。鶏1羽という意味なので、2人で1羽だと昼ご飯にちょうどいい量です。〆の麺も食べるのでお腹はいっぱいになります。ちなみにサムゲタンは一人1羽ですね。
カルグクス(手打ち麺)
うどんとラーメンの間みたいな手打ち麺です。スープは魚介(貝をよく使います)や鶏でだしを取っていて、あっさりしています。明洞餃子(ミョンドンギョジャ)というお店がミョンドン駅近くにあり有名です。名前に餃子とついていますがカルグクスのお店で、餃子(マンドゥ)もおいしいお店です。
番外編:日本でも食べれる安心
ハンバーガー
安心のマクドナルドで、プルコギバーガーは韓国っぽくていいと思います。味は、てりやきバーガーの甘さ控えめバージョンみたいな感じです。ほかにも韓国メニューがありますが、辛いものもあるので注意です。
うどん
日本に近い味。かつおの香りがすごくするとかはないし日本のほうがおいしいかなぁとは思いますが、安心ですね。セットが多いです。
トンカツ
日本スタイルの厚めのものも時々ありますが、主流は海外スタイルの薄めの肉です。和幸もソウルに行けばあるぐらい、トンカツは一般的に食べられています。味はとんかつです。ワン(王)トンカツだとめちゃめちゃでかいです。
中にサツマイモ+チーズが入っているトンカツ
日本っぽい厚めのトンカツ
以上盛りだくさんでしたが、韓国に行った回数や好みなどを踏まえて韓国グルメを楽しんでください!