お腹が弱い人/辛いものが苦手な人のための、韓国で辛くないものシリーズ第17弾です。
今回は、『蕎麦』です。
韓国にもそばがあります。メミルグクス(메밀국수)といいます。氷が入っているのはインパクトがある感じですね。そうめんみたいで、夏に食べるのにちょうどいいです。もちろん辛くありません。
麺は冷麺ほどの弾力ではないのですが、かなりの弾力があります。そのため日本の蕎麦とは全く違う印象です。スープは、そばを食べようという気持ちで食べてもほぼ違和感のない味です。
醤油ベースに、魚介系のダシという感じですが、鰹節のガツンとした香りとかはないです。醤油味も日本と同じ感じです。 山形の冷たい肉そばよりは濃い味付けという感じですかね。
韓国の人で、日本のスープがしょっぱいという人もいますが、かつおだしとかの濃さになれていないのかなぁと思っています。韓国の料理もしょっぱいのはたくさんあって、とくにチゲとかは煮詰めていて味が濃いです。
下の記事には、出汁と塩味についてしか書いていませんが、味覚の相互作用カプサイシンは塩味の反応を抑制するということがあり、塩が入っていても感じにくいということもあるかもしれませんね。
下の写真は会社の食堂の昼食ですが、食堂でも出るぐらいのメニューです(稀ですが)。上に大根おろしも乗っているのも驚きました。
その他にも、そばは一般的に食べられています。それが冷麺です。
チョッパル(豚足)やポッサム(ゆで豚)店に行った時に食べることの多い、サラダっぽいビビン麺『チェンバン マッグクス(쟁반 막국수)』は、そばが使われている冷麺です(下写真左)。
そば粉と冷麺の元のでんぷんを混ぜて、蕎麦の色っぽい冷麺になっています。蕎麦の香りとかはあんまりわからなかったです。