令和になったということで、乾杯にスパークリング日本酒を飲みました。澪(ロゼ)とすず音を飲んだので、特徴を比べてみます。通常の澪は透明ですが、ロゼは濁りになっています。
すず音は1998年に発売され、澪は2011年に発売開始されました。今は澪のほうが見ることが多いですね。
すず音
日本酒で有名な一ノ蔵酒造が醸造しているスパークリング日本酒です。1998年に開発され、スパークリング日本酒のパイオニアとなったお酒です。上の写真のようにオリが沈んでますのでゆっくり上下に何度かひっくり返して下さい。
<基本情報>
製造元:一ノ蔵
価格:750円前後
内容量は300mL、アルコール度数は5%なので、一瞬でなくなります。
<見た目>
瓶内発酵でシャンパンの様な細かな泡が特徴です。 細かい泡が立ち、消えにくいです。白く薄濁りです。
<香り>
グラスからの香りは日本酒だけど、鼻に抜ける香りはさわやかなヨーグルトとか乳酸菌飲料という感じ。
<味>
味についても、酸味と甘みがあり、ヨーグルトのようでものすごく飲みやすい。でも飲んだ後も口に味がしっかり残るぐらい味やコクがあります。
<総合>
『口当たりが良く』『味もしっかり』だけど『さわやか』でおいしいです。
澪ロゼ
ピンク色の紅麹が下に沈んでいるので、ゆっくり上下に1回か2回ひっくり返してまぜましょう。
きれいなロゼ色になります。
<基本情報>
製造元:宝酒造
価格:500円前後
同じく内容量は300mL、アルコール度数は5%です。
<見た目>
こちらは瓶内発酵ではないです。泡は粗めですぐ消えます。
<香り>
グラスからの香りは日本酒の香り、鼻に抜ける香りにも麹の香りが強めです。
<味>
酸味と甘みがあり、酸味がやや強めです。甘味やうま味が少なめなので、飲んだ後に味が舌に残らないのでサッパリしています。こ
<総合>
スパークリングであっさりすっきりというのはいいと思います。スッキリ感を求めるのであれば鼻に抜ける香りの麹感が少しもったいないです。
まとめ
しっかり目の味が好きなら『すず音』、あっさり目が好きで麹の日本酒っぽいにおいが気にならなければ『澪』という感じです。好みとか抜きで考えると、単純に値段ぐらいのクオリティ差を感じます。