お腹が弱い人・辛いものが苦手な人のための、韓国で辛くないものシリーズ第12弾です。
今回は、チャジャンメンを中心とした韓国式中華です。日本でもインスタントで結構おいしいものが食べられるのでそちらについても紹介します。
韓国で辛くないものシリーズ一覧
チャジャン麺(짜장면)
発音は麺=ミョンです。韓国の簡単ご飯(日本でいう定食とかラーメンとか)です。ソルロンタンと並んで、韓国ドラマを見る人は知っているよく食べる料理です。ソルロンタンは知らなかったのですが、チャジャンメンは昔カップラーメンで食べたことがあったので知っていました。
チャジャンメンは韓国式中華のメニューのうちの一つです。チュンジャンという黒味噌を使った麺料理です。
韓国式中華は、日本でいう定食やとか街の中華屋みたいなイメージですかね。時間をかけずに簡単にご飯食べましょうとか、出前を取ろうとかいう時に使うお店です。
そして、韓国式中華で最も食べることが多いメニューが、『チャジャン麺』です。そのほかチャンポン(辛いラーメン)やトッパプ(餡掛けご飯)とかを食べることが多いです。
一般的なチャジャンメンがこちらです。
黒いソースがかかっていて混ぜて食べます。味は甘い味噌のソースで、お肉と野菜が入っています。チャジャンメンには大きく2種類、普通の『チャジャンメン』と『カンチャジャン』というものがあります。
『普通のチャジャンメン』はソースは作り置きで、上にかかって提供されます。『カンチャジャン』はソースをその都度つくり、下の写真のように別皿で提供されます。玉ねぎも多い印象があります。一番上の写真は、こちらをかけたものになります。
どちらもよくかき混ぜて食べましょう。
さらに+150円ぐらいで『サムソンチャジャン』というものもどの店にもあるメニューです。カンチャジャンにエビなどの海鮮が入っています。
チャジャンパプ(짜장밥)
私は辛いものが苦手なのでチャジャン麺を食べることが多いですが、同じぐらいチャジャン飯(チャジャンパプ)を食べます。どちらかというとこっちのほうが好きかもです。
海鮮チャーハンに同じチャジャンのソースをかけて食べます。ちなみに、チャジャンメンやチャジャンパプを頼むとチャンポンのスープがついてくるので、味わうことはできます。
タンスユク(탕수육)
韓国式中華を食べる時に、ほぼ絶対というほど頼むメニューがあります。それが韓国式酢豚の『タンユスク』です。
豚肉の天ぷらに、酢豚のタレをかけている料理です。天ぷらと違うのは、衣には米粉が使われていることです。そのためサクサクとした食感の衣もおいしいです。サクサク冠を保つためか、中華の酢豚のようにタレを絡ませておらず、別添えでつけるタイプもあります。
トッパプ(덮밥)
日本でいうとあん掛け丼という感じです。味も日本で想像するような味です。
この写真は、セウトッパプ(세우 덮밥)です。セウ(세우)はエビという意味で、トッパプ(덮밥)はご飯の上に具をかけるという意味です。もちろんエビだけでなく豚肉などもあり、中華でなければプルコギトッパプとかもあります。
安心して食べられる味という感じですかね。
おまけチャンポン
チャンポンは日本のチャンポンとは違い、辛いラーメンです。蛇足ですが、韓国にも日本のちゃんぽんがあり、それは『長崎ちゃんぽん』と呼んで区別しています。
韓国でも流行ったそうで、今でもお店はそこそこあります。日本式の焼き鳥屋とか飲み屋でも出てきたりします。
インスタントのチャジャン麺
インスタントですが結構おいしいです。もともとソースを作り置きして出すこともある料理なので、レトルトソースにしても再現度が高いです。
こちらのPaldoというメーカーのものが一番おいしいと韓国人の同僚に聞きました。中には、インスタント麺、レトルトのソース、かやくが入っています。
麺は太めで、かやくにはフライドオニオンと豆の様なものが入っています。まずは麺とかやくを茹でます。
湯切りした後にソースをかけて出来上がりです。
こちらも、食べるときは混ぜて食べます。麺は持ち持ちした感じで、甘い味噌ダレをよく絡んでおいしいです。お店で食べるおいしいチャジャン麺にはおよびませんが、これでも十分おいしいチャジャン麺が味わえます。
お土産とかにもいいと思います!
韓国に行って中華!?と思うかもしれませんが、日本の街の中華屋と同じで韓国式の中華料理を味わうのもいいと思います!(辛くないものも食べれますし)
韓国ご飯一覧はこちら