サントリーのクラフトビールTOKYO CRAFTが今年もリニューアルされました。通年商品の『ペールエール』は2020年3月上旬より、季節限定の『I.P.A.』は4月7日に発売されました。
比較的いろいろなスーパーで買えるクラフトビールで、少し特徴が薄いイメージでしたが、今回Pale aleは上品、I.P.A.はしっかりした味わいでなかなかよかったので紹介します。
TOKYO CRAFT PALE ALE 2020
商品紹介(公式情報)
【内容量】350mL
【ALC.】5%
【価格】230円(参考価格)
【原材料】麦芽、ホップ
【製造】サントリー東京・武蔵野ブルワリー
カスケードホップによる爽やかな香りはそのままに、香味のバランスを整えることで、ペールエールの特長である心地良い苦味をよりいっそう楽しんで いただけるように仕上げました。
感想
上品な香りとちょうどいい苦みのバランス
泡はしっかりたちます。グラスから立ち上る香りは、強いというよりは、柑橘系の落ち着いた香りです。少し甘味も感じる香りで、少しアルコール感も感じるのが気になりましたが、最初だけです。
飲んでみると、鼻から抜ける時に、グレープフルーツの苦みを感じるような香りというよりは、オレンジのような香りがします。苦みはIPAよりちょっと手前くらいの苦すぎない苦みでちょうどいいぐらいです。
後味が白ワインの後味のような香りもして上品な感じがします。
TOKYO I.P.A 2020
商品紹介(公式情報)
【内容量】350mL
【ALC.】7%
【価格】230円(参考価格)
【原材料】麦芽、ホップ
【製造】サントリー東京・武蔵野ブルワリー
シトラホップによる鮮烈な香りはそのままに、苦味の質・強さをより向上させることで、I.P.A.としての飲みごたえをいっそう際立たせました。
感想
アメリカンな香り×日本らしいうまみ
色濃い目で、泡まで茶色っぽいアルコールも7%とIPAらしい度数となっています(2019年は6.5%)。Pale Aleでは抑えられていた、IPAらしいオーソドックスな柑橘系の香りがしっかりします。味が濃い!というのが印象的です。
IPA好きな人のための味に寄せてきた印象があります。IPAらしいIPAで苦味は強いので、苦手な方は注意してください。アメリカンな香りはしっかり、味の濃さ・コクが日本産のビールという感じがしておいしかったです。